ベジタリアンになりたい訳じゃない

ベジタリアン、と聞いて、あなたはどんな風に思いますか?

 

私は正直、あんまり良いイメージがありません。

 

おいおい。つぶつぶ雑穀料理って、ベジタリアン料理じゃないのかよー。

って、そうなんですけどね。

 

私の中のベジタリアンのイメージと違うんですよ。

何がどう違うかっっていうとですね…

私は、健康になりたい、健康であり続けたい、長生きしたい、

という一心で、食に関する健康情報が大好きです。

 

特に大病をしたわけでもありませんが、

祖父が戦争で亡くなっているのと、

その祖父を意識した父の言動から、

人はいつか死んでしまうということ。

 

幼少のケガで脚の悪い母の言動で、

人というのは、もろい生き物だということを、

言われたことは無くても、

心に沁みついていました。

 

でも、食べることが好き。美味しいものは好き。

 

テレビや本や教科書の指導に従って、

品目は多い方がイイ、たんぱく質もしっかり、まんべんなく、

毎日いろいろな野菜を食べて、

毎日牛乳を飲み、

野菜ジュースを買って飲み、

毎食動物性の物を50gは食べるように。

 

その一方で、甘いものは毎日。

毎朝、食パンにジャム、バナナ、ヨーグルト。

アイスは毎晩、ドライブ先ではソフトクリーム、

お金のないランチ時は菓子パン。

大好きなのは、午後の紅茶のミルクティー。

 

健康情報が大好きでも、その情報が間違っていたら、

なんて疑ったこともありませんでした。

 

親が言うこと、先生が言うこと、行政が言うこと、テレビが言うことが、

間違ってるなんて思ってもみなかった。

 

そんな私が長男を妊娠して、

パソコンの前に入りびたり、

出産のためにと情報を探していて、

動物性の食品はどうやら良くないらしいぞ、

と知りました。

 

そこから、図書館でもいろいろなレシピ本を借りて、

作ってみました。

 

でもね、なんだか分からない、聞いたことがない食材を揃えて、

すごい時間をかけてやっと出来上がったものが、

え?この味?ってほど美味しくなくて。

 

けれど、自分の頑張りを無にしたくなくて、

「これで正しいんだ。健康になるんだ。」

って思ってました。

 

結果の激ヤセにつながるんですけど。

 

でね、ベジタリアン料理のレシピに載ってた、

作者の写真を見てね、

「あ~こんなインド人みたいになりたいんじゃないんだよね」と、

本当は思ってました。

 

なんか痩せこけてて、色が黒くて、目の回りがくぼんでて…

ガンジーみたいな???w

私は修行僧になりたいんじゃない!

 

でも、動物食の害は知ってしまった…

どうしたらいいの?

って思ってた。

 

ずっと思ってたけど、

「これはきっと正しい」って思いこもうとして、

自分が信じてないから、誰かに何か言われると反発して、

旦那さんにも「分かってくれない」って反発して。

 

今思うと意味不明だけど、

その本当とウソの情報の渦で、

どっちにも行けずに、もがいていました。

 

そんな時に、つぶつぶに出会った…というほどに、

衝撃を受けたわけではなくて(笑)。

 

すでに色んなことに疑り深くなってた私は、

そんなこと言っても、また…ねぇ?みたいなw

 

でも、十和田のつぶつぶマザー・石井ともみさんの料理教室で、

塩の大切さを知り、自分の身を持って体感して、

あ、これはなんか、他と違うかも???

と思ったところから、少しずつ…

 

本当に少しず~つ( ´艸`)取り入れているうちに、

料理教室を開いて、専用の自宅まで建ててしまいました。

 

だから…え~と?

そうそう、ベジタリアンっていう言葉に、

良いイメージはなかったんです。

 

でも、つぶつぶはベジタリアンというジャンルで、

くくるのは違うんじゃないかな?と思うのです。

 

けれど、上手い言葉が見当たらない。

 

だから早く「つぶつぶ」という言葉は、

浸透して市民権を得てくれると、とっても嬉しいなぁ~と思うのです♪

 

だってね、つぶつぶの雑穀料理は、

ただのレシピじゃなくて、

アナタの命を輝かせる、

「食の技術」だから。

 

私が生まれ育った、この弘前で、

どんどん広がって行ったらいいなと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました❤

 

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