
先日、あるショート動画を見ていたら、
天然冷蔵庫の作り方だったのですけど、
これって阿蘇の構造と同じじゃない!
と閃いたので、ここにメモとして書き残しておきます。
こんにちは!髙杉多希です。
訪問してくれてありがとうございます。
雑穀と野菜で作る家庭料理教室 たきさんちを主宰したり、
畑で雑穀や野菜を育てたりして、
Instagramで情報発信をしたりしています。
「たきちゃん」「たきさん」と名前で呼んでください♪
私が見たショート動画と同じかは、
今となっては分からないけど^^
天然冷蔵庫、と調べると出てくる動画です。
素焼きの鉢に、小さな素焼きの鉢を入れ、その間に砂を詰めて、
間に水を入れることで、気化熱で内側の鉢の中が冷えて、
天然の冷蔵庫になる...というものです。
アフリカや中東でよく使われ、
「ジ―ア・ポッド」や「ポット・イン・ポット」と呼ばれるそう。
これを見て、これは阿蘇のカルデラと同じ構造だ~!と思ったのでした。

阿蘇のカルデラは、
外輪山に囲まれた内側に、阿蘇山があり、
その間に土砂が堆積していて、伏流水がたくさん...
実際、阿蘇は周りよりも涼しい気候。
ChatGPTに、共通点を整理してもらいました。

阿蘇カルデラはまさに地球規模の天然クーラー&保湿庫とも言える構造。
「素焼きの鉢」は、それを小さな日常スケールに凝縮した装置みたいなもの。
つまり――
阿蘇カルデラは、「地球が作った“ポット・イン・ポット”」なのかもしれません。
となると...
水が無くなったら、阿蘇の火山を冷やすものが無くなっちゃうのでは!
これは大変!大噴火の予感です!!
しっかり水を貯め続けるにはどうしたらいいの!?
そこで出番なのは、今も阿蘇で行われている野焼きです。

なんと1万年前の縄文時代から、
野焼きが行われていたことが確認されているらしいです!
阿蘇地域の大部分は、火山灰が堆積した土壌であり、
大雨などにより土砂災害が発生しやすいエリア。
それなのに、阿蘇の年間降水量は、
全国平均の2倍となる約3,000mm/年。
しかし、
火山灰土壌の下に、固い火山性の岩盤があるため、
重い木でも、根を深く貼ることは出来ません。
なので、背が低く軽い草地の方が、
結果的に土壌を維持しやすいのです。
引用元:
雨が降るなら、別に良いのでは?
という方もいるかもしれませんが、
草が無くて崩れて崩れて、外輪山がなくなってしまったら?
泥で目詰まりして、水が染み込まずに表面を流れて行ってしまったら?
阿蘇山が本気で噴火したら、そりゃもう大変なのは、
歴史を見るに明らかですよね。
阿蘇の方々は、野焼きで日本を守っている、と言っても過言ではないかもしれません。

...いかがでしたでしょうか?
絶対にそうだ!というお話ではなく、
専門家でも何でもない人間の話なので、
そうだったら面白いね!くらいの感じで呼んでもらえたら嬉しいです^^
数日前にも、阿蘇について考察ブログを書きました。
また、こちらも注目のイベント!
この講演会の前の日は、
宇宙大全フォーラムin阿蘇が開催されます。
対談については、アーカイブもあるので、ぜひ聞いてみてね!
本業は、つぶつぶ料理教室です!
はじめましての方は、体験レッスンでお待ちしております♪
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