
YouTubeに届いた一つのコメント
「おじさんにしか見えない」「全く女性としての魅力がありません」
心がザワ...を通り越して、怒ってます!
でも、ふと考えたんです。
「女性らしさ」「男性らしさ」って何だろう?
こんにちは!髙杉多希です。
訪問してくれてありがとうございます。
雑穀と野菜で作る家庭料理教室 たきさんちを主宰したり、
畑で雑穀や野菜を育てたりして、
Instagramで情報発信をしたりしています。
「たきちゃん」「たきさん」と名前で呼んでください♪
Youtubeに届いてたコメント
「おじさんにしか見えない」「全く女性の魅力がありません」
人の外見をとやかく言っちゃダメ!って、
小学生の時に習いませんでしたか!!!?

同じ日に同じ人からコメントがあって、
アカウント名で調べたら、
他の動画にもヘイト集まるようなコメントしてました。
彼氏にでもフラれたのかな...
まぁ別に、私は長身で、痩せていて、
童顔でもないし、髪も短め。
いわゆる「女性的」とされる外見の特徴を、
それほど持っていないことは自覚しています。
でもそれを、誰かが勝手な基準で、
「女性らしさ」が「(足り)ない」と判断してくるのは、
お門違いだと思うのです。
こんな1分の短い動画で分かるような安っい女らしさは、こちとら持ってないんだわ!
などと、心ない言葉に、
価値を与える必要はないと分かっていても、
やはり胸に刺さります。
(ただし脊髄反射で、スクショ⇒コメントは削除しました(笑))
見た目の多くは、
生まれ持った体質であって、
本人の意思で、どうこうできることばかりではありません。
(特に痩せに関してはね)
一方、世の中で「男性らしさ」とされる筋肉や体格は、
本人の行動や努力である程度、
手に入れることができるものです。
「女性らしさ」は先天的な特徴に寄って語られやすく、
「男性らしさ」は後天的な努力で評価されやすい。
この違いに、私はふと、不公平さを感じました。
女性らしさは、本人の才能×努力なんだよ!
(私が女性らしさを磨いていくとしたら、
和田アキ子さんになる未来が見えるわ...)
(それよりだったら、冨永愛さんみたいになりたい...)
でも、さらに言えば、「女性らしさ」とされる行動
――たとえば、気遣いや寛容さ、お世話する姿勢――も、
多くの場合、男性に対して向けられるもの、
として描かれることが多いように思います。
つまり、“男性に好かれるため”の「女性らしさ」。
これって、
男性が選ぶ側、女性が選ばれる側、
という前提のもとで構築されていませんか?
でも、生物学的に見れば、実は逆です。
孔雀のように、オスが羽を広げてアピールするのも、
ライオンのオスが縄張りを争うのも、
すべて“メスに選ばれる”ための行動です。
本来は、
メス(女性)が主体的に選ぶ側であることの方が、
自然界では圧倒的に多い。
だから女に従え、ということではありません。
人間社会においては、
「男が選ぶ」「女は選ばれるべき」
という図式が根強く残っているのは、
文化的な刷り込みや、
ジェンダーに対する無意識の期待が、
複雑に絡み合っているのだと思います。
私は、女性であることに誇りを持っています。
でもそれは、
胸があるとか、見た目がどうこうとか、
サラダを取り分けるとか、
そういうことではありません。
「自分自身として、どう在るか」にこそ、
女性らしさも、男性らしさも、
人としての美しさも、宿ると思うのです。
私には、息子が2人いますが、
「男らしくあれ」と声をかけたことは一度もありません。
それは、私自身が子どもの時に、
「女の子らしくしなさい」
と言われて嫌だったから、でもあります。
そもそも、
「女性らしさ」「男性らしさ」って、
本当に必要なのでしょうか?
それは誰かの理想や期待であって、
私たち一人ひとりの本質ではない。
そして、もし仮に私が男性だったとしたら?
私は、筋肉もないし、体力も少ないし、低い声でもない。
今度は「男らしくない」と言われるかもしれません。
つまり、どちらにしても
「誰かの基準」に合わせていない限り、
文句は言われてしまうのです。
多様性が大切だと言われる今、
果たして本当にその言葉が根付いているのか。
その人らしさを受け入れられないまま、
「こうあるべき」に縛られてしまっていないか。
私は、そうした違和感を、
今回改めて強く感じました。
誰かを「選ぶ」「選ばれる」ではなく、
互いに「尊重し合う」。
それが、
これからの時代の、
人と人との関わりの基本ではないでしょうか。
私自身、つぶつぶ料理を通して、食材の多様性に気付き、
お互いを尊重し合う生き方の多様性を伝えていきたいと活動しています。
その中で、
「女性らしさ」「男性らしさ」にとらわれない、
“私らしさ”を大切にする生き方も、
そっと背中で伝えていけたらと思います。
「女性である私がやることは、すべて女性らしいこと」
「私らしいことをする私ではなく、私がやることが私らしいこと」
そんなメッセージを、
誰か一人でも受け取ってくれたなら、
今日このブログを書いた意味があるなと思っています。
SNSではなかなか素直に書ききれないことも、
ブログだからこそ素直に綴れました。
でも、私がこういう風に、
ヤバいコメントにも落ち着いてとらえられるのも、
つぶつぶ天女の学びのおかげだと思います。
たぶん、学んでいなかったら、1週間ぐらい落ち込んでた...
というか、天女を学ぶ前は、
逆に「女性らしくあらねば」と思って、
スカートも履いて、髪も長かったのよ!
でも、私らしくありたい!と思って、
好きなようにしてたら、
髪が短く、毎日ズボン!になってきちゃいました(笑)。
ちなみに、夫には、
アナタが痩せても太っても、髪が長くても短くても、何を着てても気にしない。
どうあっても、アナタなのは変わらない。(むしろメガネはかけててほしい。)
ということを言ってもらってるので、
まーーーったくコメントはお門違いなんだよ!
って言ってやりたい(笑)。
(コメント削除しちゃったからな~!)
生き方の学びの入り口は、まずは食!
つぶつぶ料理にも興味を持ってくれたら嬉しいです♪
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