Windows11にしたら音が消えた!?ビデオの記録方式とマイク設定の罠

映像や音の記録にこだわり始めて、

少しずつ機材が増えてきた今日この頃。

 

今回は、スマホ撮影からビデオカメラに移行し、

さらにWindows11への乗り換えを経て、

思いがけず「音が消えた!?」

というトラブルに見舞われたお話です。

 

これからカメラや録音機材を選ぼうとしている方の参考になれば嬉しいです。

 

※なんとなく数字は隠してみた。

 

 

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こんにちは!髙杉多希です。

 

 

訪問してくれてありがとうございます。

 

 

 

 

雑穀と野菜で作る家庭料理教室 たきさんちを主宰したり、

畑で雑穀や野菜を育てたりして、

Instagramで情報発信をしたりしています。

 

「たきちゃん」「たきさん」と名前で呼んでください♪

 

 

 

スマホ撮影の限界とビデオカメラ導入の理由

 

もともとは、スマホひとつで撮影も録音もしていました。

 

画質も悪くないし、手軽で便利。

撮った動画もすぐ編集できて、SNSにアップするのもラクチン。

 

…だったのですが、

だんだん撮影が長くなると、いろんな不便が見えてきました。

ひとつは、撮影中にスマホが使えないこと


LINEや地図を見たいときも、録画中は触れない。

ちょっとしたことだけど、地味にストレスでした。

 

さらに、ストレージがすぐいっぱいになる


高画質で撮ると一瞬で容量を圧迫してしまって、

撮影中に「空き容量がありません」の文字が出るたびにひやひや…。

 

そしてやっぱり、映像を見比べると画質の違いは歴然でした。


「せっかく撮るなら、やっぱりビデオカメラでしっかり記録したい」

と思い、PanasonicのHC-V900Mを購入

 

レンズも大きくて、映像はさすがのクオリティ。

これで安心!と思っていたのですが——

 

 

ガンマイク導入のはずが…想定外の落とし穴

 

ビデオカメラと一緒に、

「ガンマイクがあればインタビューや講座収録にも向いてるはず!」

と、Panasonic純正のVW-VMS10-Kも同時購入。


「外付けマイクで、よりクリアな音が録れるはず!」と期待していたのですが…

実際に使ってみると、指向性が思ったよりも弱い


周囲の音もかなり拾ってしまって、

「これ本当に“ガン”マイクなの?」という感じ。


しかも、ファーカバー(風防)との擦れ音がひどくて、

風のある屋外ではゴソゴソというノイズが頻発

 

 

いろいろ調整して試すうちに、

「あれ…もしかして内蔵マイクの方が性能良くない?」

と気づいてしまい、結果的にガンマイクはお蔵入りに。


(このときの顛末は、[こちらの記事]で詳しく書いています)

 

 

それでも、内蔵マイクの性能は信頼できるし、映像も満足。
このまま撮り続けていける!と思っていたのですが…

 

 

パソコンを変えたら音声が再生できない!?

 

 

そして最近!新しくWindows11のパソコンを購入。

動画編集もより快適になるぞ〜!とワクワクしながら、

いつも通りビデオカメラで撮影して、

編集ソフトに読み込んだら……

 

ファイルが開けない。再生できない。


そう、Panasonicのビデオカメラが記録していた「AVCHD形式(.MTS)」が、

Windows11+新しい編集ソフトではうまく読み込めなかったのです。

 

 

そもそもPanasonicのAVCHD記録方式は、

家庭用Blu-rayへの書き出しを前提に設計されたフォーマット

 

当時はそれが「高画質&高音質の正解」だったかもしれない。

 

けど、編集をする人にとっては“罠”だと感じました。

 

 

AVCHD形式で録画された動画の音声は、

「Dolby Digital(AC-3)」という特殊なコーデックで記録されています。

 

 

AVCHD形式の動画自体も、

Windows10で開けず、動画編集ソフトで開けていました。

しかしその時は、音声はWMPでも聞けていたのです。

 

 

でも、Windows11では、

AC-3が標準でサポートされていないため、

編集ソフトで開いても音声が読み込まれず、

 

今度は、映像は再生できても、

「音だけ出ない」という落とし穴...。

 

 

私の場合も、Windows11の新しいパソコンにしてから、

「編集ソフトで音が消えた!?」という状況に。

 

 

 

そのため、HandBrakeというアプリをダウンロードして、

MP4+AAC音声に変換する、という手間が発生...

 

インストール画面は全部英語だったし、

音響について学んだ訳でもないので、

設定方法が分からず、

 

スマホで画面撮影⇒テキストをChatGPTにコピペして聞く

で、30分以上かけて、やっと変換できました... 

 

「じゃあ、カメラの記録方式をMP4にすればいいじゃん」

と切り替えたのですが——

 

 

MP4記録にしたらマイク設定が封印された件

 

 

これが、予想以上の落とし穴でした。

Windows10では対応していた、音声方式「Dolby Digital(AC-3)」。

 

Windows11では、

「AVCHD形式(.MTS)」の映像は見れるものの、

「Dolby Digital(AC-3)」には非対応。

 

そのため、撮影方式をMP4に変更したところ、

マイクの機能が制限されました。

MP4記録にすると、

5.1ch収録ガンマイクモードといった

音声設定が軒並み使えなくなるんです。


さらに、外付けマイク(ガンマイク)を挿すと、

サウンドシーンセレクトも無効化

 


選べるのは

「マイクレベルの自動 or 手動」のみという、

極端にシンプルな仕様に…。

 

 

つまり、こだわろうとすると、どんどん制限されていくという矛盾。


どの媒体にも便利なMP4にしたことで、

音の自由度が一気に減ってしまったのです。

 

 

内蔵マイクも、MP4では本来の性能を発揮できず、
「設定項目はあるけど、ほぼ何も選べない」状態。

 

これはもう、としか言いようがありませんでした。

 

 

 

たどり着いた結論:音声は別録りが正解?

 

ここまで試行錯誤した結果、今検討しているのが、

 

指向性ピンマイク+オーディオレコーダーで別録りし、

あとで映像と音をミックスするという方法。

 

 

ビデオカメラは映像担当、

音はピンマイクで口元から直接拾って、


編集で2つを組み合わせることで、

より自然で明瞭な仕上がりにできるのでは…?という期待です。

 

マイクは音源に近い方が、

よりクリアに、雑音もなく録れますしね!

 

 

もちろん、別録りには機材も手間も増えますが、


「音がうまく録れなかったら…」

という不安が減るなら、

 

むしろ安心材料になるかもしれません。

 

 

※まだ購入していないので、導入したらまた詳しく記事にしますね!

 

 

おわりに

 

こうして振り返ると、
スマホから始まり、ビデオカメラ、ガンマイク、

そしてMP4への制限、別録りの検討へ——

 

気づけば、機材がどんどん増えている(笑)

 

 

20歳の頃、写真館で働いてた時のように、

ポケット一杯のベストを着ることになるかも(爆)。

 

 

でもそれは、

“音と映像を使って、届けたいものがある”から。


今ある機材を見直しながら、

もっと良い記録のしかたを模索するのは、

決して無駄じゃない...と思いたい(笑)。

 

 

同じように

「音がうまく録れない…」

「思った機能が使えない…」と悩んでいる方に、
少しでもヒントになる記事になればうれしいです。

 

 

 

本業は料理教室です!(笑)

 

つぶつぶ料理をたくさんの人に知ってもらうために、

映像を頑張ってます。

 

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最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

 

 

高杉多希

 

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