
アワノメイガの食害にあった雑穀の株を引き抜いた後、
放置すると、幼体が他の株に移ったり、成長して増えたりするので、
どうにか駆除しないといけないのですが、
その方法を試行錯誤しています。
こんにちは!髙杉多希です。
訪問してくれてありがとうございます。
雑穀と野菜で作る家庭料理教室 たきさんちを主宰したり、
畑で雑穀や野菜を育てたりして、
Instagramで情報発信をしたりしています。
「たきちゃん」「たきさん」と名前で呼んでください♪
アワノメイガ、という名前ですが、
イネ科の茎の太いものに入り込み、
茎の芯を食べてしまうので、
せっかく穂が稔っても、熟せずに折れてしまう...
という厄介な虫です。

こちらの写真は、もちアワ。
ここまで稔って、ダメになるとか、ほんと腹が立ちます。
かといって、虫を殺すのに、心が痛まないかと言ったら…若干痛みます。
でも、私と彼らは相容れない存在。
と自分に言い聞かせます。
(マンガ「陰陽師」の場面を思い出しながら...)
今回試した方法は、水攻め。

アワノメイガの食害にあった、
高キビとうるちアワを引っこ抜き、
水に沈めると、アワノメイガの幼虫が浮いてきます。
ですが、奴らも必死なので、草につかまったり、
タルの表面にたどり着こうとする。
しかし、こちらもこれ以上の譲歩はできません。
確実にヤらないと、来年の被害が倍に増える...
ということで思いついたのは、
界面活性剤である石鹸液にして、
気門をふさいで窒息させる方法です。
なんて残酷な!ひどい!とか言わないでくださいね。
アワノメイガ以外も殺してしまう殺虫剤を、
畑全体に撒くのとは違って、
食害にあった株だけを引き抜き、
実害を及ぼしていない者には手を出してません。
しかし、命を奪っているのは、その通り。
でも、ヤらなければヤられる。
…などと、考えながら畑仕事をしてます。
来年は、そんな手間も必要ないくらいに、
ガッチガチな茎にしたい思いもアリ、
今年は、ホタテ貝殻残渣を試しに多めに撒いています。

といっても、アマランサスやエゴマなど、
ミネラル量を多く必要とするものに重点的に、ですが。
穂が出てきたら、とたんに葉が薄くなってきたので追加で撒きました。

ホタテ貝殻残渣は、撒くだけじゃなくて、
いかに吸収しやすい状態にしてあげられるかが重要。
その点、元からミネラル爆食いなアマランサスは、
たぶん勝手に吸収してくれるんじゃないかな?と踏んで、
多めに撒きました。

昨年よりも立派に育ったのは間違いないけれど、
実の成長がどう変わるかは未知数です。
今後に期待しています。
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