アメリカが牛乳給食やめる?ホントの裏事情

先日、Instagramで

「アメリカ上院が、学校給食で植物性ミルクを選ぶ子どもの権利を全会一致で承認した」

という投稿を見かけました。

 

内容だけ読むと、

「アメリカはもう学校給食の牛乳をやめる流れなの?」

と感じてしまうほど大きな変化に見えます。

 

でも、気になって調べてみると、実際はもっと複雑で、

日本とは前提そのものが違うことが分かってきました。

 

今回は、その背景をできるだけ分かりやすくまとめてみたいと思います。

 

 

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こんにちは!髙杉多希です。

 

 

訪問してくれてありがとうございます。

 

 

 

 

雑穀と野菜で作る家庭料理教室 たきさんちを主宰したり、

畑で雑穀や野菜を育てたりして、

Instagramで情報発信をしたりしています。

 

「たきちゃん」「たきさん」と名前で呼んでください♪

 

 

 

先日、Instagramで

アメリカ上院が、学校給食で植物性ミルクを選ぶ子どもの権利を全会一致で承認した

という投稿を見かけました。

 

そのコメント欄には、

「日本でも、給食の牛乳に終止符を」

と、アメリカでは牛乳給食をやめるかのように受け取った方も。

 

でも、それって本当かな?と思って、

ChatGPTと聞いてみたりしながら、

その実態を知ることとなりました。

 

今回は、アメリカの牛乳給食の背景を、

できるだけ分かりやすくまとめてみたいと思います。

 

■ アメリカの学校給食の牛乳は、日本とまったく違う

 

アメリカと日本の給食事情は大きく異なります。

 

たとえば...

 

学校給食は「成分無調整の牛乳」が当たり前

と思っていませんか?

 

実は、アメリカでは長年、

低脂肪(1%)または無脂肪(スキム)ミルク が基本でした。

 

 

なぜ全脂の牛乳がないの?と不思議に思いますが、

理由は2010年に成立した Healthy, Hunger-Free Kids Act にあります。

 

この法律以降、学校給食の牛乳は、

飽和脂肪を減らすため、乳脂肪1%以下に限定されました。

 

参考:CSPI(栄養政策団体)

 

 

 

つまり、アメリカでは「牛乳=低脂肪が前提」

ここがまず、日本の感覚と大きく違うところです。

 

 

 

■ 多民族国家だからこそ、乳糖不耐症の問題が大きい

 

もうひとつ重要なのが

「アメリカ人=牛乳を飲む」というイメージが、

実際とはかなり違う点です。

 

 

人種の違いで、乳糖不耐症の割合には大きな差があります。

 

北欧系・白人:約15〜20%

アジア系:80〜90%

黒人・ラテン系:70〜80%

(CDC等の統計をもとにした複数研究より)

 

アメリカは多民族国家なので、

「牛乳を飲むとお腹が痛くなる子」が非常に多いのです。

 

それでも学校給食では牛乳が“必須”扱いになってきたため、

長年「制度の方が現実に合っていない」と指摘されてきました。

 

 

 

■ 今回の法案は「牛乳をやめる」のではなく“選択肢を広げる”もの

 

Instagram投稿で紹介されていた動きは、

次のような内容の一部を強調したものでした。

 

乳糖不耐症やアレルギーの子どもが

植物性ミルク(non-dairy milk)を選べる権利 を明確にする

(出典:Green Queen 記事

 

 

これは確かに大きな前進です。

 

ただし同じ時期に、アメリカ上院では

ホールミルク(全脂乳)を学校に戻す法案(S.222)

も可決されています。

 

出典:アメリカ上院プレスリリース

 

 

つまり、方向性としては:

 

牛乳をなくす → ×

牛乳の選択肢を広げる → 〇

植物性ミルクも認める → 〇

 

という “両方進む” 流れなのです。

 

 

■ ホールミルク復活には賛否両論

 

ホールミルクを戻す動きにも理由があります。

 

「スキムミルクは味が薄くて飲まれず、廃棄量が多い」という現場の声や、

「近年、乳脂肪の健康影響が見直されている」という研究があります。

 

一方で、栄養団体は「飽和脂肪が増える」と懸念。

 

CSPIの声明では「子どもの健康に逆行する」と明確に反対しています。

 

 

そして何より問題なのは、

学校で低脂肪でも、家でホールミルクをごくごく飲んでいたら意味がない。

 

アメリカでは家庭での飲用量の方がはるかに多いので、

制度だけで健康状態を管理するには限界があります。

 

 

■ 本質的な問い:「そもそも牛乳は必須なの?」

 

栄養政策の議論を見ていると、どうしても

「低脂肪か全脂か」「どちらが健康的か」

という争いになりがちです。

 

でも、もっと本質的に大事なのは、

そもそも牛乳を飲む必要があるのか?

という点だと思います。

 

 

私自身、未来食の考え方を実践するなかで、

乳製品を手放した時に、

体がぐっと整っていく経験をしてきました。

 

牛乳を飲まなくても、

心も体も十分に満たされるという実感があります。

 

 

また、わが家の子どもたちは、

家でも牛乳は飲んでいませんし、

 

長男は小3から、次男は小1から、

牛乳給食をとっていませんが、

 

どちらも身長は180cm近くなっています(まだ伸びてる)。

 

 

 

アメリカで今回の法案が支持された背景には、

「一部の子どもには牛乳が合わない」

という現実が大きく関わっています。

 

だからこそ、

“強制ではなく、選択へ”

という方向に進んでいるのだと思います。

 

 

 

■ これからの食のあり方は「多様性」と「選択」がキーワード

 

今回のアメリカの動きは、

牛乳をやめる話ではありませんが、

 

「みんな同じものを飲む」という時代が終わりつつあることを示しています。

 

 

人種・体質・文化・価値観が違う世界では、

「あなたは何を選ぶ?」という姿勢が、

食の基本になりつつあります。

 

 

日本でも“牛乳は当たり前”という前提を、

一度立ち止まって見直しても良いのかもしれません。

 

 

私自身はこれからも、体が喜ぶ食を選び、

未来食の視点から

「牛乳がなくても大丈夫」という実感を、

丁寧に伝えていきたいと思っています。

 

 

 

 

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最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

 

 

高杉多希

 

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