一昨日、畑にホウ素をジョウロで撒きました。
今日、筋肉痛がじわっと来ています~💦
って、本題はそこではなくて。
みなさん、ホウ素ってご存じですか?
今回は
「なぜホウ素を撒くことになったのか」
についてお話ししたいと思います。
こんにちは!髙杉多希です。
訪問してくれてありがとうございます。
雑穀と野菜で作る家庭料理教室 たきさんちを主宰したり、
畑で雑穀や野菜を育てたりして、
Instagramで情報発信をしたりしています。
「たきちゃん」「たきさん」と名前で呼んでください♪
今回、ホウ素を畑に入れることになったのは、
土壌分析の結果がきっかけでした。
診断結果は、ホウ素がゼロ。
植物にとって必要な微量要素のひとつが、完全に不足している状態でした。
(足りないのはホウ素だけではなく、ほぼ全てですが、
この記事ではホウ素に言及します)
■ そもそもホウ素ってなに?
ホウ素は、原子番号5の元素で元素名「ボロン」。
太陽化学工業の商品名は「TSボロン」ですが、
調べて初めて「元素名だったんか…」と知りました(笑)。
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※青森県内だと、大鰐町のコメリで手に入るよ!
店員さんに聞いてね!
そんなホウ素は、
植物にとって必要な「微量要素」のひとつ。
・成長点の発達
・花や実の形成
・細胞の成長
といった、生育の土台に関わっています。
ただし、少なすぎてもダメだし、多すぎてもダメで、
扱いがとてもシビアなものなのだそうです。
そして、昆虫にとっては毒性があるとか!?
ほんと、知らないことがいっぱい。
■ 自然に任せるか?それとも補うか?
今回、初めてホウ素を撒いたのですが、
(たぶん人類のほとんどがそうだと思う)
ホウ素を入れること自体に迷いはありませんでした。
土壌分析をお願いした時点で、
「結果に出たことは、まずやってみよう」と決めていたので。
ただ…土壌分析をする前の段階では、少し躊躇していました。
もし「足りないもの」がはっきり出てきたら、
どうしたらいいのだろう?
それは手に入るものなのか?
肥料を入れない自然栽培をやってきたのに、それでいいのか?
そもそも自分にやれるのか?
自然の巡りを大切にしたい気持ちがあったので、
現実を知ることへの怖さがありました。
それでも今回、分析をしてみてみようと思ったのは、
雑穀の実りが小さくなってきたからです。
■
自然界ではホウ素は、
母岩の風化や、雨や風(海から運ばれるミネラル)、
そして植物の循環によって、少しずつ供給されています。
ただ、うちの畑は平野で内陸にあり、
山からの流入も少なく、海からも遠い場所です。
自然から補給される条件としては、
あまり有利とは言えません。
さらにこれまでの履歴を振り返ると、
・元水田で、ミネラルが流れやすい土壌
・地主さんの慣行キュウリ栽培
・無肥料での雑穀栽培
という中で、
少しずつ栄養の持ち出しが続いている、という状態でした。
こうした条件では、
自然に入ってくる量よりも、出ていく量の方が多くなりやすく、
緑肥や有機物で土を整えることはできても、
もともとゼロになってしまったミネラルを自然の循環だけで戻すのは、
正直なところ、現実的には難しいと感じました。
なので今回は、
「何かを足す」というよりも、
「減ってしまったものを一度戻す」
という感覚で、肥料で補うことにしました。
■ 実際の作業
ということで、連日の、
ホタテ貝殻残渣堆肥1050kgと、
木灰60kgを運び込み、散布。
最後に、7アールの畑に対して、ホウ素1kg。
これを、水に溶かし、酢を加えて、
ジョウロで均一に散布。
7リットルのジョウロを何度も往復しながら、
トータルで1時間半。
たくさんの肥料を撒くのも大変だけど、
少量を薄く均一に撒くのも難しい~!
そして、あとからじわっと来る筋肉痛(笑)。
やってみると、なかなか体を使う作業でした。
■ やってみて感じたこと
今回のホウ素投入は、
自然に逆らうことではなく、
これまでの流れの中で減ってしまったものを、
一度整える作業なんだなと感じました。
自然に任せることと、
今の土の状態に合わせて手を入れること。
そのバランスを考えながら、
これからも畑と向き合っていきたいと思います。
■ これから
今回の補正で、雑穀の生育がどう変わるのか。
・根の張り
・穂のつき方
・実の入り
しっかり観察していきたいと思います。
また変化があれば、こちらでシェアしますね。

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