オペラ「ラ・ボエーム」の練習中、
イタリアで活動されている指揮者・山崎さんから、
劇中に出てくる「パンナ・モタータ」について面白い話を聞きました。
直訳すると「生クリーム」ですが、
実は私たちが想像するものとは少し違うみたいです。
こんにちは!髙杉多希です。
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雑穀と野菜で作る家庭料理教室 たきさんちを主宰したり、
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今、青森オペラでは
「ラ・ボエーム」の練習が進んでいます。
オペラって、
歌や物語だけではなく、
「当時の暮らし」
「食べ物」
「文化」
が見えてくるのも面白いところ。
指揮の山崎隆之さんはイタリアでの暮らしも長く、
津軽を紹介する合間に、
イタリアでの暮らしや食文化の話を聞く機会がありました。
その中でも印象的だったのが、
「パンナモタータ」の話でした。
ラ・ボエームの中に出てくる
「パンナモタータ」。
私は最初、名前からして、
「泡立てた生クリームみたいなものかな?」
と思っていました。
でも、1830年代だと冷蔵庫もないだろうし、
いくらクリスマスイブの話だろうと、
さすがに生クリームを持ち歩いて売るのは無理だろう...
どうしていたんだろう???
調べても出てこないし、
イタリア語だと全然分からない(笑)。
そこで山崎さんに聞いてみると、
山崎さんも気になって、
イタリアの人に聞いてみたそう。
そしたら、
「ラ・ボエーム」に出てくる「パンナモタータ」は、
イタリアでは「メランガ」、
日本だとメレンゲクッキーと言われる、
「メレンゲをカチカチに焼いたようなお菓子」だそうです。
・名前と中身が一致しない感覚
さらに面白かったのが、
「パンナモタータ」という名前自体、
当時や地域による呼び方の違いもあって、
今の感覚でいう「商品名」的な側面もあるらしい、
ということ。
つまり、
名前だけ見ても、
必ずしも「そのもの」とは限らない。
これ、日本にもありますよね。
例えば、
「アスパラガスビスケット」。
アスパラガスは入っていないけど、
細長い形からそう呼ばれている。
あるいは、
ニンジン型の容器に入った
ポンせんの商品名は「ニンジン」といった具合に、
「見た目」や「イメージ」で定着した名前。
そんな感覚に近いのかな、と思いました。
・翻訳だけでは分からない面白さ
オペラって、
字幕だけ追うと、
どうしても「物語」だけを見てしまうのですが、
こうして背景を聞くと、
急に人々の暮らしがリアルに見えてきます。
「当時の人は、どんなお菓子を食べていたんだろう」
「屋台ってどんな雰囲気だったんだろう」
そんなことを想像すると、
作品が少し立体的になる気がします。
そして、やっぱり私は食べものが気になる(笑)。
他にも、イタリアでのお話をいろいろ聞いたので、
少しずつまとめていきたいと思います^^
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