食べるものを大切にする~いつか死ぬ私だからこそ

今日と同じような明日が続く。

 

そんなことはないと、小さな頃から思っていました。

 

父や母の戦後の話を聞いたり、

身内の死が小さい時にもあったからかもしれません。

 

また、身内の病気も見ていました。

それによって、突然今までの生活が壊れることも体感しました。

 

いつか死ぬ私だからこそ、精いっぱい生きたい。

そのために、健康な体は必須だ。

 

小学生の頃から思っていました。

 

 

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食と命のシステムを最大限に活かす料理術、

つぶつぶ雑穀料理を青森県弘前市で伝えています。

 

雑穀と野菜で作る家庭料理教室

たきさんちの高杉多希です。

 

訪問してくれてありがとうございます。

 

 

今年は、夫の祖母が亡くなりました。

 

私の父方の祖母は、私が小学生の時に亡くなり、

母方の祖母は20歳の頃に亡くなり、

盆と正月と彼岸に会うくらいだったので、

正直に言うと、

夫の祖母が私にとって「一番近いおばあちゃん」でした。

 

それでも、

同じ市内に暮らしてはいましたが、

同居していたわけではないので、

毎日顔を合わせるわけでもありません。

 

なので、

「おばあちゃんがちょっと遠くへ行ってしまった感じ」

と言えばよいのでしょうか。

 

若い頃から生活の苦労も多く、

晩年は、病気などで苦労していたのも見ているので、

近しい人はみな悲しみながらも、

 

「やっと楽になったと喜んでいるかもしれないね」

 

と葬儀の場もなごやかでした。

 

 

かといって、祖母が、

「人生を悔いなく精いっぱい生きていたのか」

と聞かれると、「はい」とは言えないのです。

 

よく働き、人の良いところを褒め、

美味しいご飯を作ってくれる祖母ですが、

 

 

会うと、体の愚痴、夫の愚痴から始まり、

思い通りにならない自分の人生を嘆くばかり。

 

 

 

「大丈夫。おばあちゃんは悪くないよ。」

「おばあちゃんが作る料理、美味しくって大好きだよ。」

「おばあちゃんが居てくれて助かる!」

「おばあちゃんが大好きだよ。」

 

 

会うたびに伝えていましたが、

ちゃんと伝わっていたかは分かりません。

 

 

せめて、体の症状だけでも良くなれば…とマッサージをしたり、

つぶつぶのスイーツを持って行ったりしましたが、

 

人生のほとんどである、

普段の生活には介入できませんから、

根本的な解決にはなりません。

 

 

そんな歯がゆい思いをしながら、

「でも、この姿は、もう一人の私かもしれない」

と思うこともありました。

 

 

自己流の「健康的な食事」を続けていたころは、

夫への愚痴、子どもへのイライラ、自分の体のこと、

思い通りにならないことばかりと思っていました。

 

「私はがんばっているのに。我慢しているのに。」

「すべては周りが悪い。」

と他人のせいにしていました。

 

 

そんな生活を50年続けたら、

おばあちゃんのように愚痴を言い続けていたかもしれません。

 

 

未来食に出会えた私は幸運でした。

 

食べるものを変えたら、元気が内側から湧いてきました。

そうして、やっと自分の現実と立ち向かう準備ができたのです。

 

でも、これから出会う人には、「幸運」という頻度では終わらせたくない。

 

ちょっと目を凝らせば見えるくらいに、

未来食を頻繁に目にする、くらいに世界を変えていく。

 

 

いつか死ぬ私だからこそ、

食べるものを大切にすることで、

人生の質を高める生き方を応援していく。

 

イキイキ、キラキラ、ワクワク。

 

そんな生き方を、当たり前にしていく。

 

 

喪中はがきを印刷しながら、

そんなことを取りとめもなく考えていたのでした。

 

 

 

*こぼれ話*

 

夫と、喪中はがきのテンプレートを見ながら、

どれにしようか迷っていた時に、

 

「おばあちゃんには、もっと華やかな花を」

と夫が言いました。

 

「おばあちゃん、洋物が好きだっきゃ」

とも。

 

 

我が家に届く喪中はがきは、

モノクロが多いですが、

 

夫の一言で、

カラーのものを選ぶことにしました。

 

 

私たちの中には、祖母がまだ生きているな、と思ったのでした。

 

 

 

今日の晩ご飯↓

 

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最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

 

 

高杉多希

 

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