![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=617x1024:format=jpg/path/sf4bbe28be0a5d267/image/i4365e6303298e565/version/1610789697/image.jpg)
先日、七草粥について調べて、
その過程で津軽の郷土料理「けの汁」についても、
なんとなく理解が深まりました。
前の記事
そして、今日15日は小正月なので、
夫の祖母の追悼の意味も兼ねて、
けの汁を作ることにしました。
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たきさんちの高杉多希です。
訪問してくれてありがとうございます。
夫の祖母が毎年作ってくれていた「けの汁」ですが、
昨年の2月に儚くなってしまったので、
もう祖母が作ったものは食べられません。
夫と一緒に買い物に行って、
「作ろうか」
という話になりました。
本来であれば、
フキの塩漬けを二日がかりで塩抜きし、
ワラビの塩漬けを1日がかりで塩抜きし、
ゼンマイも1日がかりで茹で戻しするのですが、
思い立った日に準備ですので、
山菜はすべて水煮などで揃えました。
というか、そもそも塩漬けとかしてないですけどね。
こんな感じのをカブで買ってきました。
そして、おうちでひたすらにみじん切り…
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf4bbe28be0a5d267/image/i816fdb5f937bc2b8/version/1610789489/image.jpg)
「とにかく7種類あれば良いんだ」というお祖母ちゃんの言葉に従い、
フキ、ワラビ、ゼンマイ、ゴボウ、ニンジン、
大根、高野豆腐、昆布、油揚げを刻みました。
そして、これを煮込んでいきます。
仕上げに、ズンダを入れます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=617x10000:format=jpg/path/sf4bbe28be0a5d267/image/i3c6fbbda844607cd/version/1610791131/image.jpg)
けの汁における「ずんだ」とは、
大豆を砕いたもの。
よく仙台のお菓子で見られる、
枝豆の潰したものではありません。
これを入れると、
どろどろとした、まさに粥状の汁になります。
「けの汁」です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf4bbe28be0a5d267/image/i89a953c58f619c72/version/1610791390/image.jpg)
郷土料理なので、
明確な分量はないのですが、
今回私が作った時の目安を、
一応載せておきますね。
<材料の目安>
ゴボウ、ニンジン、大根、ワラビの水煮、フキの水煮、戻したゼンマイ…各100g
高野豆腐(膨張剤なし)2枚
油揚げ2枚
昆布10cm
水1.5リットル
自然海塩 小さじ1と1/5
合わせ油(ごま油3:菜種油7)
味噌100g(麦みそ8:豆みそ2)
ズンダ(砕いた大豆)100g
作り方は、以下の動画を参考にしてください。
けの汁用のズンダをネットで探していたら、
こんな商品を見つけました。
ピンポイント過ぎるのぼりですね。
思わず、欲しくなります(笑)。
今日の晩ご飯↓
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=617x10000:format=jpg/path/sf4bbe28be0a5d267/image/i8d4465b763e5b721/version/1610791624/image.jpg)
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